3年前より取り組んでいるインドネシアの東北端にあり、日本にもいちばん近いモロタイ島に3月17日から19日まで、モリンガの植林に行ってきました。
世の中はコロナウイルスで懸念されているなか、インドネシアの状況が良くわからなかったので行ってきました。
想像以上に警戒されているようで空港では厳しいチェックや問診をされ、想像以上に警戒されていることを実感しました。
モロタイ島の天候は快晴で程よい風が吹いて、とても清々しく気持ちの良いゆったりした時間が流れていました。
昨年植えたモリンガの状況を確認することとその前に植えたものの確認をすることと今年の植林をするために行きましたが、残念ながら昨年の4月以降の雨のない天候が続いてほとんどが枯れてしまったようで残念でした。その前に植えたものは想像以上に良く育っていて大変驚きました。
今年はこの反省から灌水用のくみ上げポンプとホースを購入手配しましたので、季節に影響しないモリンガの植林ができるようになります。ポット苗は行った時に2000本分ポットに土を入れ、種をまいてきました。約12~14日で高さ20cmぐらいの苗に育つので、実際の植林は4月初めになる予定です。今回は、前回の残りの苗(1mぐらいの苗)を20本ほど植えてきました。
この場所では20000本を順次植えてモロタイ島の換金作物のない農民のお役にたてるようにモリンガ産業の育成を目指す拠点にしたいと願っています。この土地は現在の地名「Nakamura」と呼ばれている土地で、大戦のときの日本軍が占有していた土地だそうです。第二次世界大戦の犠牲者の皆様と、中村輝夫さんのメモリアルになればと願っています。
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