森林破壊や人類による自然破壊を伴う開発により、生物多様性が失われることにる影響を考えてみる。 直接的には、資源としては、食料として、燃料として、衣料品として、医薬品として、装飾品として、など様々な生活資源として、
や遺伝子資源の減少 、観光・レクリエーション資源の減少などがあげられます。
しかし、もっと根本的な問題として、生物多様性の喪失が進むことにより、密接にかかわっている様々な生物種の相互関係が崩壊し、
地球全体のエコシステムが壊れて、人類の存続そのものが危うくなることが心配されます。
すべての生物種は生態系というシステムの中でそれぞれ重要な役割を担っていますが、
人類はその仕組みをすべて理解しているわけではありません。
インドネシアの東カリマンタンのジャングルではじめて、オランウータンに出会いました。
オランウータンについて、調べてみたとき彼らは「生きていることが環境貢献をしている」という事実を知ることができました。
彼らは、ジャングル内の樹上を移動して、基本的に木の実や皮、葉などを食べて生きています。
同じ仲間で喧嘩したり、ほかの生物種を攻撃したりしません。
翻って人間社会を考えたとき、「オランウータンの生きる」ための哲学が人類を超えているということを知りました。
森林破壊をして、生活の糧を得る活動を大変反省をさせられました。
オランウータンだけではなく、すべての動物たちは、自然界の調和を乱すことなく、自然の摂理に従って生き続けています。
地球上にすむすべての生物はお互いに深く関わりあい、支えあっています。
また、全ての生物種は一度絶滅すると再び人間の手では(少なくとも現在の技術では)作り出すことはできません。
私たち人間もその複雑な絡み合いの中の一部だということを思い出さなければなりません。
私たちの体の中には、大腸菌や、その他の多くの微生物がいて、体の働きを整えています。
私たちの身体は、ほかのたくさんの生命に支えられているのです。
今回のコロナウイルスの感染も過去にはなかった「宿主」として人間が選ばれた結果、
抵抗力のない人間界に感染が拡大したものです。
種の絶滅が続くなら、未知のウイルスの蔓延により、
必ずその先には人類の絶滅があることを知り、生き方を選択せねばなりません。
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