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オランウータンの森づくり
■熱帯雨林の植生を守ってきたオランウータン
オランウータンの生活は群れを作ることはなく、めったに地上に降りることがありません。毎日高い樹の上に新しい寝床を作り、広い森の中を移動しながら暮らしています。
主な食べ物は果実、葉、樹皮です。花、着生植物、ショウガ、キノコ、シロアリや、アリなどの昆虫を食べることもあります。オランウータンは「果実食者」といわれ、その名のとおり、質のよい果実があれば、果実を食べ続けます。
しかし東南アジアの熱帯雨林は、数年に一度しか実をつけない果実が多いために、果実がない時期もめずらしくありません。スマトラ島では一年中、森のどこかで実をつける性質があるイチジクの木が多いので、ドリアンなどの質のよい果実が手に入らない時でも、イチジクを食べることで、果実を食べ続けることができます。しかしボルネオ島では、イチジクすらも手に入らないことが珍しくないので、新葉や樹皮などを食べることがよくあります。
■激減し絶滅の危機にあるオランウータン
熱帯雨林の主ともいうべきオランウータンは、現在その数は激減し、野生のオランウータンは現在15,000~25,000頭ほどと考えられています。原因は森林伐採やプランテーション作物への植替えのために、オランウータンが暮らす森が急速に消えてしまったから。ほかに、ペットとして売買するため子供のオランウータンを狙った密猟も減少の一因といわれます。現在では100年前の8%程度と推定されており、このまま棲みかや親を失ってゆけば、オランウータンが絶滅してしまう可能性があります。
草原化した土地
オランウータンの森づくりは、現地側の受け入れ状況の変化により、2012年5月より、下記のように変更させていただきます。
■含まれる費用
天然林の再生のための地場の樹種(メランティーや果物の木)を1本植林し、2年間の管理をします。
将来はオランウータンの住める森づくりを目指しています。
荒廃した草原にチークの木を1本植林します。
チークの木はおよそ10年~15年で活用できる大きさに成った段階で伐採し、収益で再植林を行い、残りの収益はオランウータンの保護団体に寄付をします。
この繰り返しにより持続的な活動支援が可能となります。
※BOSにつて詳しく https://www.bos-japan.net/
「オランウータンの森づくり」に参加する
銀行お振込みご希望の方
▼銀行振込をご希望の場合は以下の流れでお申し込み下さい▼
①下記「オランウータンの森づくり」参加申し込みフォームより、必要事項をご記入の上、送信してください。
②申し込むをお受付次第、当協会より受付確認とお振込先のご連絡をメールにてさせていただきます。
③申込み口数に応じた金額(1口=5,000円)を指定口座にご入金ください。。
④ご入金が確認出来次第、ご希望の方にはお名前の記載された植林証明書をお届け致します。
「オランウータンの森づくり」最新情報
このオランウータンの森づくりプロジェクトは、わたしたち人間の活動により、森を奪われ家なき、母親なしになった「オランウータン」のリハビリセンターの周辺の森をオランウータンの住める森に育てたいとの願いから2003年この施設開設当初より取り組んでいます。
2016年1月11日、BOS日本の代表宮崎林司がサンボジャのオランウータンリハビリセンターを訪問し、2015年分として、今年は昨年の森林火災被害を受けた同施設の被害地区を視察し、そのエリアでの熱帯雨林の再生のための植林を行って参りました。
植林の詳しい様子はこちら(PDFファイルが開きます)